ガンダムウヴァルにそっくりだと思いました(小並感
ということで超久々の旧キットレビューはF91シリーズよりザビーネの駆るベルガギロスです
F91シリーズは出来の良いモノが多いのでコイツも楽しみです
早速見て行きましょう
まずはパッケージ
油絵チックなデザインは今のキットには無い暖かさを感じますね~
今の子が見たら逆に新鮮に見えるんじゃないでしょうか
お値段は税抜きで1000円、1/100キットと考えると当時でもお安い部類ですが、F91シリーズは基本的に小型なので、なんともいえない感じかも
ランナーです
多色成型はなしで成型色は四色のみ、そのうち二色はクリアパーツなので
本体のほうは実質二色・・・・
システムインジェクションを使用していたF91とは違い、色分けはそこまで気合入ってないみたいです
紫パーツがあるのに紫シールが大量ってのもそんな印象を受けます
ポリキャップは専用品で
シールの他に水転写デカールも付属・・・例に漏れず今回も貼りませんが
こういうサービス品はありがたいですね~
そして説明書です
劇中や機体解説が結構詳細に書かれています
このキットはスナップフィットなので今のキットと同じように接着不要で完成します
ということで完成
組立時間は1時間30程度でした、パーツ数はそこまで多くないので結構サクサク組めると思います
プロポーションは今見ても十分通用する感じです
あ、肩パイプの上下が説明書と逆なのは気にしないでください、仕様です多分
頭部のカメラアイがクリアパーツなのはポイント高いですね
ただ色分けは全体的にみるとちょっと厳しいものがあるかも・・・・
特に胴体やシェルフノズル部分
胴体はシールで補完されますがノズルのほうは潔く単色です・・・成型色あるんだから、もうちょっと頑張ってほしかったですね~
続いて付属品
ショットランサーとビームシールド
ショットランサーは伸縮が可能
ちなみにグリップの仕様的に右手にしか装備不可
シールドは左腕のジョイントに固定するんですが
可動範囲の関係もありますが、設計段階であきらかに干渉するだろってレベルでしか装備できません・・・・どう考えても設計不良です
まさか未来のロボットが自分のビームシールドで肩をザックリ斬られるなんて事はないだろうから実物は角度とかきちんと計算されてることを祈ります
つづいて可動範囲
背面のシェルフ・ノズルはこんな感じで可能
回転軸はポリパーツですが、設計的に引き抜ける構造なので弄ってると頻繁に落下します、また開き方向は単なるプラ軸のため保持力が皆無です
ガシガシ遊ぶなら強化したほうが良い部分ですね
肩の開きはこのぐらい
目いっぱい開いてるんだぜ・・・コレ・・・
肘も曲がってるのか・・・コレ?
ってレベル
そしてなんと、このキット
腕のロール軸が存在しません・・・・ナンテコッタイ
厳密には肘関節パーツと兼用なんですが構造的に干渉しちゃって殆ど動きません
上の画像で目いっぱい動かしてるんですが、お分かりいただけましたでしょうか
そして手首は保持力に懸念のある可動指・・・・・
あと微妙ですが、肩の前後可動が可能
上半身は結構残念な感じです
開脚と接地はこのぐらい、開脚は結構優秀かも、接地は・・・ウン
膝とか足首はこのぐらい、信じられるか、これで目いっぱい(ry
フロントアーマーとサイドアーマーは独立可動するように出来てますが、そもそも干渉するまで動かないから固定でも良かった気がします
腰は完全に固定・・・・
なんていうか可動範囲は1st時代と大差ないんじゃないかって感じです
ぶんどど
ポージング以前に武器が保持できないw
武器を持てても、すぐに手首ごと抜けたり、こっちをなおしたら今度はバックパックが外れたりと・・・・
嬉しくないポロリ大会で弄っててストレスがマッハですw
可動指をこれほど憎らしく感じた事がいままでにあっただろうか・・・いや無い
ということで 1/100 ベルガギロス でした~
プロポーションはかなりいいし、カメラのクリアパーツも良い感じですので
素立ちで立たせる分には問題ないキットだと思います
ただ成型色があるのにシールに頼る胴体や、1st時代のキットかと思わせる可動範囲、設計不良としか思えないシールドの取り付け、まともに保持できない主兵装
それに関連するポロリとw
あくまでプラモデルってことを実感させてくれるという意味では良キットだと思いますが、最近のキットに慣れてる人だと・・・ウン
値段もそこまで安いって訳では無いので個人的にはあまりおススメできないキットに入るかな~
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