久々の更新
そしてまた明後日の方向の旧キットをレビューしたいと思います
今回紹介するのは
パトレイバーより 1/60 ファントム です
以前紹介したイングラムは中々のものでしたがコイツはどんな感じでしょうか
早速みていきましょう~
まずはパッケージ
相変わらずこの時代の箱絵は素敵ですね
そしてファントムの名の通り、なんか如何にもな見た目してる気がします
パッと見、ホロウ・・・に見えなくも
お値段は当時は税抜きで800円
ひょっとしたら再販時は若干上がってるかも
ランナーです
関節部はポリキャップで関節カバーはゴムパーツ
パーツ分けはそこそこ細かいですが、成型色が3色だけで多色成型も無いので色分けはあまり期待しないほうがいいかもしれません
説明書
この時代って、BB戦士もそうだったんですが、全部広げないときちんと見れないような大判のものが多かった気がしますね(撮影ブースに納まりきらないw
パケ絵がそのまま書かれているのに、ちょっとした解説が追加されてます
組み立て自体はスナップフィットなんで接着不要です
今のキットと同じように組めます
ってことで完成
組み立て時間は50分弱でした
ゴムカバー部もイングラムより大分組みやすくなってた気がします
プロポーションは中々良いんじゃないでしょうか、微妙に人型はずしたモデルってバンダイさん昔から得意ですよね
ジオン水泳部を彷彿とさせるフォルムもしっかりしてます
色分けは・・・・・うん
頑張って塗装しましょう
関節のゴムパーツは今見てもクオリティ高いですよね
経年劣化考えちゃうとアレですが・・・少なくとも組んですぐの段階ではこの表現はアリかと思います
実際どのぐらいで癒着するんでしょうかねぇ
付属品
放熱フィンとジャミングポッド再現用の差し替え用パーツになります
武器は無い
放熱フィン展開状態はこんな感じ
スラスターみたいでカッコイイ
ジャミングポッドは差し替えて再現するとこんな感じ
放熱フィンとともに下手に内蔵式にしないことで再限度を上げてきてますね
この辺はギミック優先派とクオリティ優先派で意見が分かれるかも
続いて可動範囲
肩の開きはこのぐらい
これでも目いっぱい開いてます!
デザイン的に厳しいですね
根元は普通に軸回転
地味ですが肩には前後可動も
肘はゴムカバー付いてる関節側がこんな感じで
下の関節はここまで動きます、あと手首部分にも可動箇所が
90度程度動く上、ロールも可能なので肘の自由度は結構高いです
ただゴムカバーの中で関節がどっち向いてるか良く分からなくなるので、構造理解してない場合はあんまり無理矢理動かさないほうが良い気がします
あと地味に手首の造形が良いのもポイント高かったり
開脚と接地はこんな感じ
ここは時代なりですかね
膝も90度行かないぐらい、ここも時代なりかな
でも全体通して見ると時代的には十分な可動範囲を誇ってるような気がします
ぶんどど
放熱フィンだけどスラスターに見立てたほうがカッコイイですよね
なんていうか設定的にはコイツで格闘戦は最終手段らしいけどw
ってことで 1/60 ファントム でした~
色分けや可動範囲こそ時代なりですが
差し替えによるギミック展開時のクオリティアップや、ゴムカバーによる質感表現等
全体的な完成度は今見ても十分通用する魅力があると思います
曲線のラインとかなんていうか凄く艶めかしくて素敵ですよ~気に入ったらぜひぜひ