超久々に旧キットレビュー
1/100のV2バスターガンダムです
平成シリーズの1/100HGはどれも素晴らしいものが多いですが
このキットはどんな感じか、早速見ていきましょう~
まずはパッケージ
黒を基調とした高級感のあるパッケージ
現在のHGにもデザインラインが継承されてるのが凄いですよね
お値段は税抜き1800円と当時の平均的な1/100キットの中ではお高め
というかVシリーズだと1/100だと最高額かな
ランナーです、パーツは結構細かめ
多色成型・・・というか今ではほぼ使われなくなったシステムインジェクションが使用されています
クリアパーツも含めると成型色は8色!
これは色分けも期待できそうです
システムインジェクションを拡大するとこんな感じ
30年近く前にこの技術・・・まさしくバンダイ脅威のメカニズム
まぁ塗装派はより大変となる罠でもあるんですがw
また良く見ると1パーツあたり成型色を混ぜられるのは2色が限界みたいですね
現在のフィギュアライズバストとかは5色近く使ってた気がするのでやはり進化はしっかりしている模様
説明書は高級感のある冊子タイプ
組み立てはスナップフィットなので接着不要です
この時期は既に今のキットと同じフォーマットが確立してるんですよね
ってことで完成!
組み立て時間は2時間30ぐらいでした
当時のキットながらかなりボリュームあります
プロポーション・・・めっちゃイイです
変形を差し替え再現にしてるおかげで今見ても理想的なプロポーションかと
色分・・・バスターユニット部分はちょっと塗装してあげないと厳しいかな、赤い部分だけはシールでもいいので欲しかった
本体のほうはほぼ完璧なんで贅沢な願いかも
付属品はこんな感じ
変形再現用のパーツと武装類になります
あとはV2流用時の余剰パーツがおまけとしてついてきます
可動範囲
背中のメガビームキャノンは上下に可動
スラスターは下の部分が展開可能
ただ光の羽は残念ながら付属しません
バスターユニットは基部で上下にも可動しますが
ちょっと干渉します、あとこの可動軸はプラ接続のためちょっと保持力が心配
本体の可動範囲
肩はここまで
首は前後左右に可動します
手首だけはちょっと時代を感じさせる可動指
保持力がすぐ心もとなくなっちゃう可愛いやつです
肘はこのぐらい
見た目を優先したためか可動範囲は当時の目で見てもちょっと厳しいかな
ただ手首部分も変形ギミックの関係で可動するため全体的に見ればそこまで悪くはないのかも
ビームシールド発生部は設定どおり可動可能
腕のロールは上腕からとなっていて、ほぼ現代のキットと同じです
というかこのキット、主要関節部分にはしっかりカバーがついていてポリキャップがあまり見えないよう考慮されてます、デザイン的にそうなっただけかもしれませんが
何気に凄い、奥まったところの黄色いのが見えちゃうのはご愛敬
開脚と接地は時代なり
膝や脚の前後はこんな感じ、頑張れば膝立ちもなんとか
あと変形ギミックがある機体だけあって、この時代ながら足裏にもしっかりモールドが入っています
続いて変形ギミック!
ほぼほぼ差し替えで再現になります
トップファイター、コアファイター、ボトムファイターへ
それぞれしっかり再現
差し替えだけあってプロポーションもイイ感じです
コアファイターのコクピットがしっかりクリアパーツなのもHGって感じします
とりあえずギミックは全部でこんな感じ
ぶんどど!
可動範囲はちょっと厳しい感じなんですが
動かすとやっぱカッコいい・・・これで1800円は安い・・・
ってことで 1/100 HG V2バスターガンダム でした!
バスターユニット部分の色分けのみ気になりますが
1800円という価格でこの造形とプレイバリュー・・システムインジェクションなど今見ても面白い技術も使われていますし
ホントにオーパーツ的な超良キットだと思います
変形にこだわらないならMGいらないんじゃないかってぐらい
自分は良く出来てるキットだと感じました、間違いなくお勧めです!
おまけ
せっかくなんで以前入手したV2アサルトと並べてみよう
おや・・・V2バスターの様子が・・・
おめでとう!V2バスターはV2アサルトバスターへ進化した!
・・・ほぼ10年ごしの完成・・・長かった・・・
滅茶苦茶かっこええ・・・
ただ可動はお察しw
この元祖てんこ盛りガンダムはボリュームを楽しむものですね
というか素立ちで飾っとくだけでも存在感ヤバくて素敵(語彙力
こちらから過去記事検索できます