久々の旧キットレビュー
当然のように番外編w
バンダイ製ですが元は有井製っていう中々複雑な変遷をたどってる名キット(らしい
超時空要塞マクロスより 1/100の可変スーパーバルキリーです
当時のキットながら可変ギミックを再現している意欲的なモデルみたいです
早速見て行きましょう~
パッケージ
相変わらず旧キットの箱絵ってカッコイイ
これだけでご飯食べられそう
お値段はバンダイになったばっかのころは税抜きで800円だったみたいです
再販版はもうちょい値段上がってたはず
ランナーです
ほぼ単色なんで色分けは全く期待できませんが
パーツは可変キットだけあって、中々細かい
関節部はポリキャップでキャノピーはちゃんとクリアパーツ
更に変形時に負荷のかかる部分にはダイキャストが使用されています
凄い
説明書はこんな感じ
裏面は完全に変形解説ですね
当時のキットなんで当然接着が必要です
別途接着剤をご用意ください
他は今のキットと同じように説明書どおり組み立てていけば完成
ってことで完成~
まずはバトロイドモードから
組立時間は3時間弱でした
可変キットだけあってパーツが細かくて中々組応えがありました
プロポーションは可変キットの割りにかなり良いんじゃないでしょうか
今見ても十分通用しそう
色分は・・・・ウンw
付属品
ファイターやガウォーク時に使う差し替えパーツと武装
あとはスーパーパックですね、ちなみにスーパーパックは劇場版とテレビ版の選択式
接着仕様なんで後で付け替えたりは出来ません、今回は見て分かるとおり劇場版で組んでます
可動範囲の前に、可変ギミック
機首とランディングギアは差し替えで再現となっています
ランディングギアはなにげにダイキャストパーツ
ガウォークはこんな感じで脚と機首と武器の差し替え以外はきちんと変形してます
何気に手首が差し替え無しで収納できるってのが凄い
ガウォークからファイターへはランディングギア以外の差し替え無しで変形可能
・・・・あ、ミサイルポッド逆だ
何気にどの形態もプロポーション良いですよね
バトロイドに戻って
続いて可動範囲をば
首は軸回転、頭部のメーザーも可動します
肩も軸回転
肩の開きはこのぐらい
肘はこのぐらい
ただロール軸が無いため内側にしか回りません・・・
ナンテコッタイ
手首も回転軸があるものの変形ギミックの弊害で回転はほぼ不可能
無理矢理引き出せば出来なくもなさそうですが、ちょっと強度的に怖いです
反面、変形関節を使えば肩を開くことも可能
開脚と接地はこんな感じ
当時のキットとしては優秀じゃないでしょうか
脚の前後や膝はこんな感じ
こっちは変形ギミックの恩恵で逆に優秀な感じですね
一部癖があるものの可動範囲自体は可変キットとしては中々優秀みたいです
ブンドド
普通にカッコイイ、塗装するだけでも十分通用しそうです
ってことで1/100 VF-1J 可変スーパーバルキリー マックスタイプでした~
時代ゆえに精度が追いついていない部分もあるものの
各部の造形と可変ギミックの両立など基本的な構成自体はかなり完成されたもので
30年近く前のキットとは思えませんでした
まさか有井製作所さんにこんなキットを作る能力があったとは(失礼w
バンダイさんが金型買い取ってまで再販した理由がよく分かる出来でマジでおススメキットです