動き出す気配がない平成ガンダムシリーズのガンダムXの1/144キットをレビューします
TVシリーズの主役級でMG化してないのはXだけなんだぜ・・、15年目の亡霊なのに15周年たっても何もないってどういうことなのバンダイさん
地味に平成シリーズでは一番好きだったりします
ガンダムシリーズでヒロイン追いかけて宇宙まで行くのってガロードぐらいなもんだと思うんだ
と思ったけどバナージも似たようなことしてるような・・・
えーとキットレビューしたいと思います
パッケージ
税込525円と当時の144の標準的な価格になってます
パケの大きさも同じぐらい、デザインとウイングと比べるとあまり変わってませんね、箱絵がアニメ調なのも共通
説明書も似たような感じの横開き仕様
アニメの設定が多少書いてあったりします
ランナー
3+α枚って感じですかね
多色成形で全部で4色つかってます
ポリキャップとシール、シール多いw
ポリキャップはウイングシリーズとはまた違ったものになってるようです
何気に一年スパンで開発してたんですね、、、、すげぇな当時
組み立ては普通のスナップフィットです、今のキットとほとんど変わんないですね
ってことで完成
細かい配色が多いせいか、色プラ+シールでもちょっと色が物足りないかも
大ざっぱな色分けはされてますね、少なくとも種コレよりはカラフルです
プロポーションは今見てもイイと思います、若干脚が太いかなぁぐらいで
付属武装です
ライフルとサーベルのみ・・まぁサテライトキャノン背負ってるからね
設定ではサーベルの柄は閉じてる上にサテライトキャノンに収納されてるんですが、手首として使用するポリキャップの仕様上
キット独自の解釈になっちゃってます、当然ながら収納もできません
ライフルのほうはシールドモードにも差し替えで変形できるようになってます、大分簡略化されてますが
可動範囲
肩の開閉と肘の可動はこんな感じ
両方とも90度ぐらいですね、相変わらずポリキャップはむき出しです
首もボールジョイントなんですが下可動が襟に干渉しちゃってます、上なら向けるんですが
開脚と足首接地はこんな感じ・・・・絶望的です、デザイン的に足首は仕方ないですが
開脚はもうちょいなんとかならんかったのかってレベル
ポリキャップの径が小さいため無理に開こうとするとすぐに脚が外れてストレスがマッハになります
膝と股間の上下です、膝部分は二重関節にはなっていますが90度程度ぐらいにしか曲がりません
フロントアーマーはウイングガンダムと同じ仕様、ポロリ率は激減しましたが、同時に左右アーマーが動いてしまうため見た目が良くありません
また後ろ方向にはリアアーマーが干渉してほとんど動かせません、平成主役機で下半身の可動範囲が一番狭いかも・・・
それでもぶんどど
そこそこのポージングはとらせられます、この価格ながらホバリングモードも差し替え無で再現可能
サテライトキャノンの変型ギミックも簡略されてますが再現されてます
具体的にリフレクターの回転、キャノン部カバーの伸縮がオミットされてます
リフレクターモールドはホイルシールで再現、結構反射してくれてます
ってことで1/144ガンダムXのレビューでした
500円という縛りの中で劇中ギミックを以下に再現するかっていう苦心を見たキットな気がします
が、今の目で見るとちょっと足りない色分けや下半身の可動範囲の狭さ等の基本的な部分が甘い印象・・・・
なまじ出来の良いHGが出ちゃってる分比較しちゃうんでしょうが、当時としてはかなりいいキットだったんではないでしょうか?
HGと比較、技術の進歩ってすげぇ
値段も3倍以上になってますがw
地味にサーベルは旧キットのほうが設定に近い大きさなんですね、やっぱHGは細すぎだよなぁ
HGのレビューはこちらからHGAW 1/144 ガンダムX