在庫が無いので最近は月一に旧キットを紹介していくのが限界・・・くやしい・・・
今回はMSVシリーズからジョニー・ライデン専用のゲルググを紹介したいと思います
ゲルググキットに当たり無しとか冷静に考えると酷い言われようですが
ホントに当たりは無いのかじっくり見ていきましょう~
まずはパッケージ
やっぱMSVは箱絵がカッコいい
お値段は税抜き800円、1/144キットとしては今考えても結構高額ですが
豊富な付属品と・・パッケージからも分かるようにゲルググキャノンとのコンパチになってるからこの価格なんだと思います
ランナーです
成型色自体は赤一色で塗装は結構大変そう
しかしパーツ分割は凄まじい・・・30年以上前のキットとは思えないぐらいめっちゃ細かいです、1/144キットのパーツ量じゃない気がします
元々のゲルググキャノンのキットにランナー一枚追加されてるんでパーツ数多いのは当然っちゃ当然ですが・・・
ちょっとお高めのMSVシリーズ恒例の厚紙のデータシートも付属
水転写デカールも付属してましたが上手く貼れないので今回も貼らずにいきます
説明書は白黒
ゲルググキャノンとコンパチキットなんですが
頭部のみ組み立て後は変更できない仕様だったので、組む時点でどっちかを選択しなければならないみたいです、一応バックパックとか腕のアーマーは組んだ後も交換可能
今回は普通のほうで組みました
この時代のキットなので組み立てには接着剤が必要になります
ということで完成!
組み立て時間は3時間弱でした・・・・恐ろしく手間かかりました
パーツ多いってのもありますが
主な理由は関節調整しながら組む必要があったからですね~、まともな渋みの箇所が一か所もないのは流石にヤバイ売れてるキットだと思いました
1/60ガンダムのほうが凄く組みやすかったw
プロポーションは足首がちょっとデカすぎな気がしないでもないですが個人的にはかなり綺麗にまとまってるんではないかと思います、普通にカッコいい
色分は・・・うんw
バックパックもサイドのスラスター一個一個まで別パーツにするとか訳の分からない拘り様
おかげで造形は素晴らしいですし、きちんと塗装してあげれば凄くしっかり見えそう
メインスラスターはしっかり可動もします
続いて付属品
めっちゃ多いよ!
コンパチ用パーツの他にも武装類が豊富です
ライフルは背中にマウント可能
コンパチの恩恵でバックパックを外せるので
通常ゲルググみたいなのも再現可能
バージョンアップ商法のあるいみ元祖的なキットかも
更にゲルググキャノンに換装するとこんな感じ(厳密には頭部が違いますが
こっちもバックパックが素晴らしい
きちんとキャノン部は上下可動可能
初期のMGがキャノンとコンパチだったのってこのキットの影響もあるんですかね~
続いて本体の可動範囲
肩は二重関節でこんな感じで開けます、蛇腹部分がリアルでイイ感じ
肩アーマーはきちんと別パーツで可動可能
首は回転のほか上下可動も可能
なにげにモノアイ部分が別パーツになっているので塗装もしやすそうに改良されてたりします
肘はまぁ・・・
初期1/144キットのボールジョイントからは進化はしているんですが可動範囲自体はちょっと残念です
肩は前後可動も可能、このあたりは軸関節キットの意地を感じる構造になっていて組んでいて凄い面白いです
腰も組み立て構造の関係から回転が可能
開脚と接地はこんな感じ
膝や脚はこんな感じです
開脚は優秀ですが、他の部分は時代なりですね
あ、あと下半身のスラスター類は一応きちんと別パーツになっています
モールド自体は大分あっさりはしてますが
ギミックと可動範囲はこんなところで
ぶんどど!
可動範囲自体はちょっと残念なんですが
意外にもきちんと武器は構えれるんですよね
きちんと新型ロケット砲を両手持ちできるのは割とポイント高い・・・・そしてカッコいい
ということで 1/144 MS-14B ゲルググ ジョニー・ライデン少佐機 でした
なんというか一言で言うと非常に組みごたえのあるキットでした
可動範囲とかは時代なりなんですが、可動箇所とか構造とかはかなり考えられていて
個人的にはMSVシリーズのゲルググはそこまでひどくない気がしますね
きちんと塗装してあげればかなり良い感じになるキットなんじゃないかと思います
気になる方は是非!
おまけ
800円は高いかなぁって思いましたが、実際組むとむしろお買い得では?
っていう感覚になること必至のパーツ量でした
というか旧キットのパーツ数じゃないw
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